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地については人の居住がないことから案分する際には対象から除外している。2次ポリゴンの面積案分の与式は次の通りである。
nij=Ni*(sij/Si)
但しSi:行政区分ポリゴンPiの面積
Sij:行政区分ポリゴンPi内の2次ポリゴンpijの面積
Ni:行政区分ポリゴンPiの人口(世帯数)
nij:行政区分ポリゴンPi内の2次ポリゴンpijの人口(世帯数)
また地震動を算定する際には、距離減衰式において震源から各2次ポリゴンまでの距離をもとめているが、幾何重心を2次ポリゴンの代表点としている。
2次ポリゴンは、地形分類項目と地盤種類、人口、世帯数を属性として持つ。また地震動および被害想定結果に関わる算定結果についても同様である。ただし、いくつか例外が存在するため次に記す。
?地形分類項目が河川の属性を持つポリゴンは地盤種類を持たない。
従って、地震動は算定されない。
?地形分類が山地の場合には第1種地盤の属性を持つ。
但し、行政地区全域が山地の場合は行政地区属性を持つ
行政地区内に他の地形分類項目があるときは行政地区属性を持たない

 

 

 

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